仕事で人が倒れるときの3つの条件
仕事をしていると「マジ無理、倒れそう」、「身体が壊れる」、「精神が持たない」と思う瞬間が訪れることがあるかと思います。
そんなとき、何が恐怖かというと、 「この先やっていけるか不安」という気持ちだと思います。
今頑張ったらどうなるのか?
その先もこれを繰り返すのか?
そもそもこの地獄を乗り切れる気力がもう無い。
消えたい。
そんな状態がどういう状態か、ご自身の身体を理解されていますでしょうか。
そんなとき、どうすれば良いのでしょうか。
どうすべきかは、きっと頭では分かっているのではないでしょうか。
それを行動に移せていますか。
このままだと仕事で倒れてしまいそう。不安で仕方ない。どうしたら良い?
KIRO選択ポイント
- 休んでもなるようになる。辞めてもなるようになる。
- 休んだり辞めたりして仕事をしない期間よりも、倒れた後に立ち直るまでの期間の方が時間がかかる。
- その身体はあなただけのものではないはず。
逃げます。休みます。辞めます。
仕事で倒れる3つの条件
サラリーマンとして仕事をしている限り、耐えるべき仕事や我慢すべき時期はもちろんあります。ただし、誤ってほしくないのが、倒れるほど我慢しなければいけない状況は、どんな理由であっても異常な状態です。
その状況を作り上げるのが、以下の3条件です。2つ当てはまればアラートレベル、3つ当てはまればいずれ倒れるレベルです。
自分でコントロールできている上であれば問題ありませんが、往々にして、マネジメント力不足な管理下で働くことで発生する現象な為、自分の意思ではどうしようもできないことです。(「自己管理能力がない」とか考えてしまうかもしれませんが、現実問題そんなレベルの話しではないことを自分自身が理解することが大切です)
1.仕事の量が多すぎる
まず1つめの条件は、仕事の量が多すぎる、「過労」な状態です。
いずれにしても、出来ない範囲の仕事は「しない」というのが理屈としては正しい判断です。ただし、現実はそうもいきませんので、「できない」という回答で自分の仕事の範囲を徐々に狭めていくしか方法はありません。
2.仕事の難易度が高すぎる
相談できる相手が居れば良いのですが、そもそも、相談できる相手そのものが居ない、もしくは、相談できる相手は居るがその人自身も業務多忙なためなかなか捕まらないという状況下において、このような現象が発生します。
難しい仕事は責任範囲も大きく面白いものですが、難易度が「高すぎる」仕事に対して責任や圧力をかけられることは非常に辛いものです。教育や経験として敢えて負荷をかける場合は、当人が孤独な状況にならないように、上司、リーダー等の周囲のメンバーがフォローする体制を作らなければいけません。
このような状況下になってしまった場合は、一人で抱え込まないように周囲を巻き込んで一つずつ対応していくしか方法はありません。
3.職場の雰囲気が悪すぎる
3点目は、パワハラの横行や陰口などが絶えないなど人間関係の悪い職場で、「常に緊張」をしている状態です。
これに関しては、正直打つ手はありません。ある程度の規模の会社であれば異動をすることで改善する可能性もありますし、転職というのも一つの選択です。
異動や転職という選択を取ろうとしたときに必ず付きまとうのが、「転職先(異動先)も同じような状況だったらどうするの?」という問いかけですが、それはそのとき考えるようにしましょう。
「転職先(異動先)であれば人間関係は良いに違いない!」と考える方が正常な思考です。
結果
「仕事だから仕方ない」と、仕事を舐めないでください。
仕事で、人は死ねます。絶対に過労やストレスを舐めないでください。
「もう我慢できない」という時点では、手遅れです。
「もうちょっと我慢できるかも」という今が、逃げるタイミングです。
結果的に転職をしましたが、一切の後悔はありませんでした。
一度体調を崩してしまうと、正常な生活に戻すまでに想像以上の時間がかかります。
あなたの身体は、あなただけのものでしょうか?
【余談】
様々なリスクのことを考えて、余裕があるときに何か副収入の準備を進めておけると良いかもしれません。