【 一戸建て】画像付き!新築設計で後悔しない為の全30選チェックポイント!
新築購入は人生最大の買い物だけに、人生最大の決断地獄に追われます。笑。
「あああああああミスった・・・・・・・・・・」
・・・なんてことがあった日には、もう引き返すことが出来ないブルーデイズです。笑。
そんな私も、家に住み始めた後、何点か考慮漏れがあったことに気づき、プチブルーデイズの住人です。
そんなブルーデイズ住人を一人でも減らそう!!
ということで、購入時に注意した点や、実際に住んでみて考慮すれば良かった点を、チェックリストとしてまとめますので、以下ぜひご参考ください。
新築戸建て購入!今の設計だと後悔しそうで不安・・・
KIRO選択ポイント
- 戸建て購入(設計)で後悔したくない!
新築購入時の間取り/デザインチェックポイントをじっくり検討します!
新築購入チェックポイント一覧①:全般
(1)改めて、改めて、改めて、「陽当たり」は問題ないか?
結局、これが一番大事です。
リビング南側に大きな窓を設置したのですが、隣りに家が建った瞬間、「終了」しました。
太陽光なんて一切入って来ない。
隣りの家が建っているので、カーテンすら開ける気になれない。
陽当たりを意識する際には、隣りの家との位置関係や距離感も必ず考慮しましょう。
「うちは陽当たりが良いけど暑過ぎて・・・日陰の方がいい!」なんていうレビューを見ることもありますが、結局、陽当たりがいいことが一番です。
そもそも夏の涼しさを求める場合は、陽当たり云々よりも風通しがあるかどうかが大切です。
ここをちゃんと考慮しておらず、一番後悔しました。
(2)LDKや洗面脱衣所は1階?2階?
【考慮必須レベル】★★★☆☆(3)
【考慮漏れレベル】★★★☆☆(3)
LDKや洗面脱衣所(浴室)は、一般的には1階にあることが多いですが、2階に持ってくることで、洗濯物を干す際の動線がスムーズ(2階に干せる)です。
また、狭小地に建てた住宅の場合、隣りの住宅が近いこともあり、2階の部屋の方が陽当たりが良いです。
その為、リビングの陽当たりを確保したい場合などにも、効果的です。
反面、考え方によってはデメリットも存在します。
当時は思いつきもしなかったので「1階」を選択しましたが、2階に配置することのメリットデメリットをちゃんと検討すれば良かったと後悔しました。
(3)「勝手口」って必要?不要?
それなりのスペースがあれば良いのですが、首都圏の狭い土地において、その「勝手口」は本当に必要でしょうか?
主にゴミ捨て場として勝手口を利用されるようですが、ドアがあることで防犯上のデメリットもあります。
我が家では必要性が全くなかった為、当初提案されていた間取りから勝手口を削除しました。
結果、我が家はそれで正解でした。
(4)小屋裏収納を「固定階段」にしてみては?
小屋裏収納に多いのが、「グルニエ」です。
グルニエとは、通常は天井に収納されている梯子を用いて、小屋裏収納に行き来できるタイプのものです。
このグルニエ、非常に使いづらい。
小屋裏収納に実際に荷物を上げ下げすることを想定した場合、現実的ではありません。
固定階段(普通の階段)で小屋裏収納を設計することを検討しましょう。
(5)「アーチ形」の出入り口(壁)がオシャレ!
画像はキッチンとリビングの境となる壁です。
上部をアーチ状にするだけでオシャレな印象になります。
(6)「扉の木目」は横にする?縦にする?
流行りもあるかとは思いますが、横の木目が断然オシャレです!
(7)改めて、「コンセント」の位置はそれでOK?数は足りてる?
設計段階でコンセントの位置も固める必要がありますが、これに関しては、完全に想像力を働かせるしかありません。
それでも真剣に決めることをお勧めします。
我が家では、結果的に使い物にならないコンセントが2,3個誕生しました・・・。
(8)「収納」は十分にある?
【考慮必須レベル】★★★★★(5)
【考慮漏れレベル】★☆☆☆☆(1)
収納はどれだけあっても良いと言えるぐらい重要なものです。
収納が少ないと、部屋が片付かずスッキリしません。
我が家では押入れやクローゼットの他に、パントリーやシューズクローク、小屋裏収納などが収納として活躍しています。
上記の他にもリビング収納なども便利かと思いますので検討してみてはいかがでしょうか。
(9)バルコニーに「屋根(軒)」はある?
家が建った後に気づきました。
我が家には、バルコニーに屋根(軒)が無いんです。笑。
これに関しては完全に盲点でした。
バルコニーを広くすることに目がいきすぎて、屋根の必要性なんて一切検討してませんでした。
バルコニーに後で屋根を設置することは可能ですが、どうしても見栄えが悪いものになります。
天候を気にせずに洗濯ものを干す為にも、屋根(軒)の構造を検討することをお勧めします。
新築購入チェックポイント一覧②:玄関まわり
(10)使い勝手が良い「玄関框」の形状になってる?
【考慮必須レベル】★★☆☆☆(2)
【考慮漏れレベル】★★★★☆(4)
玄関框は一般的に「水平」ですが、「斜め」の玄関框にすることも可能です。
見た目もオシャレになるので、オススメです!
【後悔しない間取り】玄関框を斜め框にするメリットは?効果は?
(11)「シューズクローク」にシューズ以外も収納できる!
シューズクロークの設置をおすすめします。
「そんなに靴を置けるスペースは要らないよ~」と思うかもしれませんが、シューズクロークにおくものは靴だけではありません。
自転車の空気入れ、バスケットボール、踏み台、等々・・・外で使うありとあらゆるものをぶち込める貴重な便利スペースです。
(12)「玄関」の広さは十分足りてる?
玄関の広さを考える上で忘れてはいけない存在が、「ベビーカー」です。
最低限、ベビーカーを置く余裕があるスペースは確保することをお勧めします。
また、シューズクロークとの兼ね合いにもなりますが、子供用の押し車なども置く場所となることを想定しておきましょう。
新築購入チェックポイント一覧③:LDK
(13)「リビング階段」にする?その勢いで「吹き抜け」のリビングにしちゃう?
デザイン性にこだわりを持っている方であれば止めませんが、「リビング階段」も「吹き抜け」もオススメしません。
リビング階段については、「冷暖房効率が悪い」。
そして、「吹き抜け」については、上記に加えて、「落ち着かない」、「掃除や電球交換などが面倒」といったデメリットが発生します。
対して普通に廊下に階段のある、天井の高さも普通のリビング。
・・・つまらないと思いましたか?
ただ、メリットもなければ、デメリットもありません。
それが最強です。
(14)リビングの形はそれでOK?
【考慮必須レベル】★★☆☆☆(2)
【考慮漏れレベル】★★☆☆☆(2)
リビングの配置を想定した上で、リビングの形に問題がないかチェックしましょう。
我が家は正方形のリビングなのですが、L字ソファとダイニングテーブルを置こうとした結果、配置に相当苦労しました。
ダイニングテーブル(食事空間)とソファ(くつろぎ空間)を分ける予定の方は、長方形のリビングが扱いやすいと思います。
(15)「対面キッチン」がおすすめ!
リビングが見渡せる方向になった対面キッチンがおすすめです。
リビングにいる家族と話がしやすいという利点もありますが、リビングにいる赤ちゃんの姿を見ながら家事ができるという点がメリットとして大切なポイントです。
(16)「キッチン吊戸棚」の位置はそこでOK?
【考慮必須レベル】★★★★☆(4)
【考慮漏れレベル】★★★☆☆(3)
キッチン吊戸棚の位置は、基本設計としては、シンクの上に設置されていることが多いです。
これは、対面キッチンを想定した場合、吊戸棚のせいで視界を狭め、圧迫感のあるキッチンとなってしまいます。
吊戸棚は壁面に設置するように変更し、対面キッチンをより開放的に利用しましょう。
(17)吊戸棚と同じデザインの「キッチン収納」をつけるべし!
キッチン収納はオプションで設置することが多いため、「まぁつけなくていっか」となりがちですが、ここはオプション費用を払ってでも追加で設置することをお勧めします。
統一感が出て、断然オシャレになります。
吊戸棚と同じデザインのキッチン収納を設置することがポイントです。
ここをケチってたら、今ごろキッチンに対して後悔の嵐になっていたかと思います。
(18)「パントリー」がめちゃくちゃ便利!
キッチン横の収納部屋(パントリー)がめちゃくちゃ便利です。
食品貯蔵庫として利用するのが本来の意味でのパントリーなのですが、実際のところ、何でも置けるスペースとしてかなり重宝します。
お米や買い溜めしていた水、お酒、お菓子などはもちろんのこと、大きくて邪魔になるガスコンロやホットプレートまで、何でも置けます。
本気で便利なので、ぜひパントリー設置を検討しましょう。
新築購入チェックポイント一覧④:和室
(19)「和室の位置」は玄関近く?リビング近く?
【考慮必須レベル】★★★☆☆(3)
【考慮漏れレベル】★☆☆☆☆(1)
玄関近くに和室を置くメリットは、客室として使いやすいことです。
玄関からすぐに和室に直行できる為、お客様に余計な空間を見せずにスマートに和室に案内することができます。
リビング横に和室を置くメリットは、リビングと一体的に利用できる為、総合的にリビングを広く使うことができます。
また、キッチンから視界に入る位置に和室があれば、赤ちゃんを遊ばせておいても家事の最中に見守ることができるというメリットがあります。
両者のデメリットは、お互いのメリットの裏返しとなります。
私自身はリビング横に和室を設置しましたが、それで良かったと思っています。
正直、客室として和室を利用する機会そのものがほとんどない為、リビング横に設置する方が和室を有効活用できると思います。
(20)和室の畳は「祝儀敷き」になっている?
【考慮必須レベル】★★☆☆☆(2)
【考慮漏れレベル】★★★★☆(4)
和室の敷き方によっては、「祝儀敷き」や「不祝儀敷き」と呼ばれます。
特に、四畳半の和室の場合、「切腹の間」と呼ばれる畳の敷き方もあります。
後で畳を敷きなおすのは容易ではない為、事前に設計図面をチェックするようにしましょう。
【後悔しない間取り】「切腹の間」が我が家に誕生してしまった!
新築購入チェックポイント一覧⑤:浴室・洗面脱衣所・トイレ
(21)「洗面脱衣所の位置」は玄関近く?リビング近く?
【考慮必須レベル】★★★★★(5)
【考慮漏れレベル】★★☆☆☆(2)
かなり悩ましいポイントです。
洗面脱衣所を玄関近くに設置することで、遊んで汚れた子供が玄関から直行できるというメリットがあります。
その反面、リビングから洗面脱衣所が離れてしまうと、冬に洗面脱衣所がめちゃくちゃ寒いという事態になります。
洗面脱衣所をリビング横に設置することで、冬でも寒さを感じることなく(リビングと同じ室温感で)洗面脱衣所を利用できるというメリットはありますが、その反面、客人が泊まりに来たときには使いづらさを感じる部分もあります。
他の間取りとの兼ね合いで、私は玄関横に洗面脱衣所を配置(廊下に面する)しましたが、これに関しては、リビングに面した洗面脱衣所にするように設計した方が良かったかなと若干後悔しています。
(22)「洗面脱衣所の間取り」は動線を考慮してる?
【考慮必須レベル】★★★★☆(4)
【考慮漏れレベル】★★★★☆(4)
【後悔しない間取り】洗面脱衣所に収納棚用スペースを確保すべし!
(23)「洗面台」が2箇所あると便利!
【考慮必須レベル】★★★☆☆(3)
【考慮漏れレベル】★★★★★(5)
これは「考慮できるほどのキャパがあるなら・・・」というレベルのものです。
我が家では残念ながら考慮する余地はありませんでした。笑。
要は、1階に洗面脱衣所があるのであれば、2階にも洗面台を一つ設置すると便利ですよというお話しです。
子供が大きくなったときに洗面台1台だとバッティングするでしょうし、あと、水を使った掃除をするとき(バルコニーの掃除など)に、2階に洗面台(水を汲む場所)がないことが地味に不便なのです。
(24)「浴槽(バスタブ)の形」はスクエア型?ラウンド型?半身浴タイプ?全身浴タイプ?
「ラウンド型」がおすすめです。
同じ感覚で湯舟に浸かろうとした場合、ラウンド型に比べてスクエア型は、隅の容量分だけ水(湯)が必要となり、水道代が無駄にかかります。
また、半身浴タイプよりも、「全身浴タイプ」がおすすめです。
こちらは、水道代の観点から言えば半身浴タイプの方がお得なのですが、好みの問題で、肩までゆっくり浸かれた方が好きな方は、全身浴タイプを選択することをお勧めします。
(25)「浴室」の壁の色は?タイルの色は?
「浴室の壁の色(ポイントカラー)はブラウンでOK?水あかとか目立つかな・・・・?」
「浴室のタイルの色はグレーでOK?石鹸の跡とか目立つかな・・・・?」
そんなことを思って、地味に悩んだのが浴室まわりの色をどうするか、です。
結論、好きな色で大丈夫!
自分の好みを貫き、浴室の壁の色をダークブラウン、床の色はグレーにしましたが、お風呂に浸かってて落ち着く色で、なんの問題もなく気に入っています。
色によっては、水あかとか石鹸の跡とかが目立つんじゃないかと気にしてしまいがちですが、本気で気にするタイプの人は、きっと、どんな色を選択しようが気にします。
本当に自分が選びたい色を選択することをおすすめします。
(26)「トイレ」はタンクあり?タンクレス?
タンクレスの場合、トイレに手洗い場を設置する必要がありコストがかかります。
また、水を流す音が騒がしい印象があります。
正直どちらでも良いかと思います。
なんとなくタンクレスを選びたい気持ちが芽生えるかもしれませんが、コストメリットを考えると、タンクありの普通のトイレで私は十分だと思います。
新築購入チェックポイント一覧⑥:他
(27)「駐車場」の出入りしやすさを考慮してる?
かなり後悔したポイントの1つです。
駐車場の前の道が広さや交通量などは、駐車場への出入りのしやすさに影響します。
我が家の場合、道の狭さは認識していたものの「まぁ大丈夫だろう」と思っていましたが、いざ家が完成して車庫入れをしようとすると、これがめちゃくちゃ入れずらい。
加えて、駐車場出入口の脇に花壇(ブロック塀)を設置してしまったが為に、これも車を出し入れする際に非常に邪魔な存在になっています。
道の幅、交通量、花壇やブロック塀の設置場所など、車庫入れの動線を必ず考慮し、駐車場で後悔しないようにしましょう。
(28)「自転車置き場」ってある?
【考慮必須レベル】★★★☆☆(3)
【考慮漏れレベル】★★★★★(5)
狭い土地にいっぱいいっぱいに家を建てた際に、自転車置き場を確保することを忘れてしまいがちです。
自転車は意外と場所を取ります。
電動自転車1台あるだけでもなかなかの圧迫感ですし、将来的に子供の自転車も複数台になることかと思います。
家の広さに固執しすぎて、「いざ建ってみたら自転車を置く場所がない」なんてことにならないように注意しましょう。
(29)「階段の角度」って大丈夫?
【考慮必須レベル】★★★★★(5)
【考慮漏れレベル】★★★★★(5)
階段の角度、設計時には全く気にしていませんでした。
結果、無理やり設置したとある階段だけ、やたら急で危ない階段が誕生しました。
メインの階段は段差を低くしたりしてゆとりを持たせたので良かったのですが、強引に設置した小屋裏収納への固定階段については、老人と幼児は危険すぎて登り降り不可能です。
特に、降りるときは大人でも怖いぐらいです。
自分の老後のことも考えて、階段の角度(段差の高さ)も考慮することをおすすめします。
(30)駐車場を「目地」でデザインしてみよう!
駐車場は土間コンクリートかと思いますが、敢えて目地をつけるなどして、駐車場をデザインしてみるのも面白いです。
目地ではなくレンガを詰めるともっとオシャレです!
結果
家の購入は多くの人にとっては人生で最初で最後となるイベントとなります。
後悔した頃にはもう後戻りできません。
私自身も何点か後悔する部分は残ってしまいましたが、その経験を踏まえ、今回、思いつくすべてのチェックポイントをご紹介致しました。
皆様が後悔するポイントが一つでも減ることを願っています!